創立経緯
- 戦後、米軍政府は昭和21年4月、過度的な緊急措置として、戦前の各地区市町村長をそれぞれ当該市町村長に任命し、新しい市町村を組織させた。そして各市町村が形式的ではあっても自治を行うようになれば、その近隣相互の親善提携、要求事項の共同処理等、自然発生的に起こることは当然であって、そこに環境の似合った、しかも同一地区内の市町村長が相互に助け合う機会が持たれるようになり、申し合わせ的な小さな地区的な市町村長会が誕生したのであった。
それが地区と地区との連絡により、昭和21年に旧群を単位とする南部、中部、北部の地区的な市町村会が結成されることになった。
昭和23年1月12日、軍政府指令第4号によって沖縄群島における市町村長および市町村議会議員の選挙法が令達され、2月1日市町村長、2月8日同議会議員の選挙が執行された。
初の公選市町村長の誕生によって、中部市町村長会の正式結成の機運が高まり、直ちに開催された創立総会にて役員が互選され、初代会長に中城村長渡嘉敷真睦氏が就任した。
創立以来、地方自治の振興発展、構成市町村相互の連絡調整及び関係団体との連携を図り、市町村行政の円滑な運営と中部地域の振興発展並びに構成市町村共通課題の解決に向けて、様々な活動を続けている。 - (『沖縄縣町村会三十年のあゆみ』から一部引用)
- 歴代会長
- 大山 朝常 コザ市長
昭和33年 〜 昭和41年11月 - 島袋 全一 宜野湾市長
昭和41年11月8日 〜 昭和43年12月 - 大山 朝常 コザ市長
昭和43年12月 〜 昭和49年3月31日 - 町田 宗徳 沖縄市長
昭和49年4月1日 〜 昭和53年5月12日 - 桑江 朝幸 沖縄市長
昭和53年5月31日 〜 平成2年5月11日 - 新川 秀清 沖縄市長
平成2年5月28日 〜 平成6年11月30日 - 桃原 正賢 宜野湾市長
平成6年12月1日 〜 平成9年8月12日 - 仲本 景美 具志川市長
平成9年10月7日 〜 平成10年5月21日 - 宮城 篤実 嘉手納町長
平成10年7月29日 〜 平成16年5月31日 - 知念 恒男 具志川市長
平成16年6月1日 〜 平成21年5月14日 - 儀間 光男 浦添市長
平成21年5月19日 〜 平成25年2月10日 - 島袋 俊夫 うるま市長
平成25年4月22日 〜令和3年5月14日 - 松川 正則 宜野湾市長
令和3年5月15日〜
組 織
- 構成
-
会 長松川 正則 (宜野湾市長)
-
副会長當山 宏 (嘉手納町長)
浜田 京介 (中城村長) -
監 事松本 哲治 (浦添市長)
崎原 盛秀 (西原町長) -
構成員桑江 朝千夫 (沖縄市長)
中村 正人(うるま市長)
渡久地 政志(北谷町長)
石嶺 傳實 (読谷村長)
比嘉 孝則(北中城村長) -
事務局事務局長 座喜味 保
- 事務局
- 所 在 地:〒904-2162 沖縄県沖縄市海邦2丁目9番35号 中部市町村会館2階
連 絡 先:電話 098-934-6959 FAX 098-934-7470